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動物看護師ノート

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看護ノート

W.アルフちゃん (誤飲)

 マリーナシティ付近で釣り針を飲み込み、最初に行った病院で、当院で診てもらうように勧められ来院されました。
 レントゲン写真では、喉頭付近(喉のずっと奥深い所)に返しの付いた大きな釣り針が見られました。 全身麻酔をして、内視鏡で検査、摘出を試みましたが返しがあるために複雑に引っかかり非常に困難でした。先生達が代わる代わる色々な器具を用いて、約二時間半かかりましたが摘出。
無事摘出できた時は、思わず全員に大きな歓声と、拍手が出ました。家族の方も目を潤ませて大喜びして下さいました。
 麻酔時間が長くなったので一晩お預かりして翌日元気に退院。今日は処置後の様子を見せに来られました。
 この仔は8年前に沖縄の石垣島で保護され、関空まで送られ、引き取られて、今のW様の家族となったそうです。
良かったね♥ おめでとう!