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動物看護師ノート

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看護ノート

T.ロールちゃん (子宮蓄膿症)

 元気がなくなり食欲不振もあり、二軒の病院で受診しエコー検査と血液検査も受け、治療してもらっていましたが原因がはっきりせず、一か月以上たっても良くならず、どんどん体調が悪くなってきたので、セカンドオピニオンで来院されました。
 来られた時は診察室でぐったり伏せていて、体温も平熱の2度以上も下がって冷たくなっており、非常に危険な状態でした。各種検査の結果、子宮蓄膿症と判断されました。血液検査の結果も非常に悪かったため、ロールちゃんの体調を少しでも回復させるための治療を集中して施してからの手術となりました。危篤状態なので手術モニター、繊細な麻酔管理等、生命の維持に細心の注意をはらい、手術を終えました。
 瀕死の状態だったため病状の回復、検査結果の改善は普通の子より時間はかかりましたが、徐々に元気が出てきたため退院されました。
 本日も診察に来られましたが食欲も出て体調も落ち着いているそうです。

良かったね♥ おめでとう!