今回のテーマは輸血!!
輸血が必要となる症例
上記以外にも、輸血を必要とする事例がありますがほとんどが重篤な病状です。輸血は根本的な治療法にはなりません。しかし、手術前の病状の改善、治療に反応するまでの延命、対症療法として非常に有益です。
ドナー登録にご協力ください!
※輸血が必要になった場合に連絡させていただきます。
輸血にご協力いただいた際に
・一般身体検査
・血液検査(血球検査・生化学検査)
・血液型検査(初回時)
・猫:ウイルス検査(初回時)
・犬:フィラリア検査
を無償でさせていただきます。
登録条件
犬
・1歳以上7歳以下(個体によっては10歳でも可)
・体重10kg以上
・毎年、予防接種、フィラリア予防をしていること
猫
・1歳以上7歳以下(個体によっては10歳まで可能)
・体重3.5kg以上
・毎年、予防接種を受けていること
・完全室内飼育であること
少しでも協力したいな…と思って頂けましたらお気軽にスタッフにご相談ください
リリィちゃんのケース
Nさんはジョギング中に交通事故にあった2~3ヵ月齢の子猫を保護され、来院されました。子猫は事故による外傷性ショックのため、グッタリ横になり低体温状態でした。横隔膜ヘルニアによる呼吸困難、肝数値が極端に上昇、重度の貧血も起こしていました。輸血を行い、状態の安定を確認した後、横隔膜ヘルニアの手術を行いました。術後の治療経過も良く、日に日に元気になり呼吸状態も正常になり退院されました。