和歌山動物医療センター

和歌山県岩出市の和歌山動物医療センターでは犬、猫、小動物の予防接種、去勢手術を行っています。

 

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副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)について

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)について

クッシング症候群とは
内分泌系の疾患の一つで脳の下垂体や副腎の腫瘍等によって、副腎という内分泌器官から代謝にかかわるコルチゾールという重要なホルモンが過剰に分泌され、健康に悪影響が出る疾患で、糖尿病、種々の感染症、高血圧などの合併症も併発することがあります。

症状
多飲多尿、食欲亢進、左右対称脱毛、呼吸が荒い、腹部が腫れる、元気が無くなる等が見られることが多いです。

原因
副腎皮質が分泌するホルモンの量をコントロールしている下垂体に腫瘍ができ、コントロールが効かなくなり、過剰に副腎皮質へとホルモン分泌の指令が出てしまいます、その結果糖質コルチコイドの分泌が過剰になってしまいクッシング症候群になってしまいます。
自然発生のクッシング症候群の85%が下垂体の異常といわれています。




視床下部や脳下垂体の機能は正常でも、副腎そのものが腫瘍化して副腎皮質ホルモンが大量に分泌されている場合もあります。下垂体からの指令は適切であるにもかかわらず、ホルモンを生産する副腎で異常が生じて必要以上に稼働してしまう状態です。下垂体腫瘍に比べると発生割合は低く、自然発生のうちのおよそ1割程度といわれます。

慢性の炎症や免疫が関連した病気で、ステロイド剤を使用することがあります。この薬剤を過剰に投与すると副腎や脳下垂体の機能が正常であってもクッシング症候群と同様の症状が出る場合があります。副腎皮質ホルモン濃度が高い状態となるからです。ステロイド剤はアレルギーや免疫関連の病気で効果がでます。しかし、使い方や用量を考慮しなければ、逆に体調不良を引き起こす可能性があります。

ダイスケちゃんのケース 

皮膚病が治らず、複数のホルモンについて検査を行いました。
結果、副腎からコルチゾールというホルモンが過剰に分泌されてしまう、副腎皮質機能亢進症 (クッシング症候群)という病気が判明しました。お薬でコルチゾールの出過ぎをコントロールし、皮膚の状態も改善しています。


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