肛門付近が大きく腫れていると、来院されました。
膀胱が会陰部にはまりこんでいる会陰ヘルニアの状態で、尿が出なくなり、会陰部が腫れていました。会陰ヘルニアは、犬では一般的な病気ですが、猫では珍しい病気です。
手術前検査で腎機能が低下していると分かり、状態も悪かったのでCT検査もしました。胸とお腹にも水が溜まっていることが判明したため、出なくなった尿の抜去と共に心臓と腎臓の治療もすることになりました。貧血も進んでいたため輸血を行い、会陰ヘルニアの整復手術に臨みました。
手術と入院治療を頑張り、自力で排尿できるようになり退院されました。
現在は元気で食欲もあり、排尿もできているとの事です。
良かったね♥ おめでとう!
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