和歌山動物医療センター

和歌山県岩出市の和歌山動物医療センターでは犬、猫、小動物の予防接種、去勢手術を行っています。

 

病院紹介
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看護ノート

  • S.ジャンちゃん (誤飲)

     桃の種を御家族の見ている前で飲み込んでしまったため来院されました。
     レントゲン撮影で種を確認し、催吐処置を行いました。何度か嘔吐しましたが種は吐かなかった為、便で出てこないか数日家で様子をみてもらうことになりました。
     4日後、便からも出てこなかったと再来院されたため、レントゲン撮影を行ったところ、種と思われる異物は胃の中に停滞していました。内視鏡での摘出を提案しましたが、もうしばらく様子を見られることになりました。
     一週間様子をみられましたが、種が出てこなかったため相談に来院され、内視鏡での処置を決断されました。
     最初に来院されてから十日以上経っていましたが、無事内視鏡で種を確認し摘出する事ができました。
    良かったね♥ おめでとう!

    *内視鏡についてはこちらをご覧ください。

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  • K.福太郎ちゃん (後鼻腔内の異物)

     おやつを喉につまらせて呼吸が苦しそうで近所の病院で診てもらったが、相変わらず苦しそうで何度も吐きそうにとすると来院されました。すぐに診察をしましたが、喉に異物は見つからず、CT検査をすることになりました。
    CT検査の結果、喉ではなく後鼻腔内に異物がある事がわかり、緊急で内視鏡処置をすることになりました。なんとか後鼻腔内の異物を取り除くことができ、1日入院した後、呼吸も楽になり元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!

    *CTについてはこちらをご覧ください。

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  • A.ウッディちゃん (肺の悪性腫瘍)

     春ごろから咳が出て他院で受診されました。嘔吐もするようになったそうです。治療をされましたが改善されず、レントゲン撮影をした結果、肺に影が確認されたそうです。
     食事も喉を通らず、息が苦しそうということで、当院に来院されました。
     レントゲン撮影と血液検査後、CT撮影で肺に大きな腫瘍がみられ、食道を圧迫して何も喉を通らない状態でした。
     肺の腫瘍組織の生検を行い、肺の悪性腫瘍であることを確認しました。この癌に著効する可能性のある薬を使って、化学療法で治療することになりました。
     抗癌剤が良く効き徐々に腫瘍が小さくなり、元気が戻り、食道圧迫が改善され、喉を通らなかった食べ物も食べられて最近は体重もかなり増えてきているそうです。
     頑張ってください!
    良かったね♥ おめでとう!

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  • N.シクちゃん (横隔膜破裂)

     呼吸が荒く、元気がないと来院されました。
    レントゲン撮影をし、横隔膜が破れてしまって、胸腔内に、お腹の臓器(肝臓、小腸等)が入ってしまっており、肺を圧迫して呼吸ができずにいることが判明しました。
     胸腔内に入ってしまってうっ血状態で腫れあがった肝臓、小腸等をお腹に戻し、破れた横隔膜を修復する手術を受け、酸素室で入院治療を行った結果、徐々に呼吸が正常になり食欲も戻り、元の元気を取り戻し退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!

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  • U.ももちゃん (誤飲)

     2週間以上前から嘔吐をするようになったので、1件目の病院へ行き、血液検査をしてもらったが問題ないということでした。
    しかし、嘔吐が続くので何件かの病院で診察をしてもらったが変わりませんでした。最後の病院で、CT等の詳しい検査をしてもらった方が良いと言われ当院に来院されました。
     詳しく調べるために各種検査とCT検査を実施した結果、腸内に異物が見つかった為、空腸切開手術を行うことになりました。
    手術をしてみると腸内から「鼠のおもちゃ」が出てきました。
     手術後は嘔吐も治まり、元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!

    *CTについてはこちらをご覧ください。

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