和歌山動物医療センター

和歌山県岩出市の和歌山動物医療センターでは犬、猫、小動物の予防接種、去勢手術を行っています。

 

病院紹介
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看護ノート

  • I.ライちゃん (レッグペルテス(大腿骨骨頭壊死症))

     他院にてレッグペルテス(大腿骨骨頭壊死症)の疑いと診断され、『うちでは手術できないので大阪の二次診療病院を紹介します。』と言われましたが、当院での手術を希望され、来院されました。
     来院時、左後肢の筋肉が痩せていて、レントゲン検査を行った結果、レッグペルテスと診断し、手術をすることになりました。
     手術の翌日から左後肢を少し使い始め、数日後には体重をかけて歩けるようになったので、退院されました。
     今日は、術後の経過観察に来院されました。
    今もまだ左後肢の筋肉は痩せ気味ですが、以前よりしっかり使って歩けているそうです。
    良かったね♥ おめでとう!

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  • I.マルちゃん (誤飲)

     嘔吐を繰り返し、食欲も落ちてきたので、近くの病院で診察を受け、レントゲン検査で紐状の異物が見つかったそうですが、『治療は無理です。』と言われ、その数日後、当院を受診されました。
     当院でもレントゲン検査を行い、異物を確認しました。エコー検査で通過障害が認められたので、内視鏡検査をすることになりました。
     糸状異物を確認しましたが、糸をひっぱると腸が切れてしまう可能性があるので、開腹手術となりました。
     胃と腸を切開し、糸状異物と絡み合った50㎝ぐらいの綿状異物を無事に摘出しました。
    胃と腸を切開しているので、流動食で少しずつ食事量を増やし、マルちゃんも日を追うごとに元気も、食欲も戻り、元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!

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  • Y.チョコちゃん (腫瘍切除)

     以前、他院で診てもらっていたそうですが『この腫瘍はまだ小さいので様子を見ましょう。』と言われ、様子を見ていたそうです。その後、しばらくして急に大きくなってきたので当院に来院されました。
     腫瘍はとても大きく、腹部の横幅と同じくらいの大きさになっていました。15歳という高齢で、さらにひどく貧血していたので、チョコちゃんも弱っていました。
     手術の前日にお預かりして輸血をし、手術に挑みました。
     腫瘍の浸潤はひどく、腹膜にも達していたので、腹筋の一部も一緒に切除することになりました。 全身状態が悪く、リスクの高い状況での手術でしたが、術後の経過は良好で、すごくご飯も食べるようになり、元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!

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  • H.ハルちゃん (咬傷)

     他院からの紹介で、『大型犬3頭の中に、走って行って咬まれ、物凄く出血している。』と、来院されました。
     動脈性の出血で簡単には止まりそうでは無く、緊急手術となりました。内太腿の傷は、切開確認して、内側大腿動脈の分枝とみられる動脈からの大量の出血でしたが、無事に止血できました。
     背中の傷は15㎝ほど、穴が開き、皮膚と筋肉は分離していました。これも形どおり終わりました。
    出血がひどかったですが何とか輸血せずに、入院で様子をみることになりましたが、日に日に良くなってまだ少し貧血はありましたが、元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!

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  • K.チーちゃん (胸腔内リンパ節の腫瘍化)

     他院より、『バリウム造影検査において、食道に何か詰まっているので、内視鏡検査をお願いしたい。』と紹介されました。
     当院におけるレントゲン検査で、胸水を認め、胸腔内の腫瘍が疑われましたが、食道内にもバリウムがはっきり残っているため、飼い主様の希望により内視鏡検査を行いました。
    内視鏡検査では異物は認めず、食道が胸腔側から圧迫を受け、狭くなっていました。
     細胞診断検査において悪性リンパ腫と診断されました。胸腔内のリンパ節の腫瘍化により食道が圧迫され、飲食物の不通過が症状を引き起こしていたものと考えられます。
     今のところ抗癌剤を使わない内科治療での改善を希望されています。
    頑張ってください!

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