和歌山動物医療センター

和歌山県岩出市の和歌山動物医療センターでは犬、猫、小動物の予防接種、去勢手術を行っています。

 

病院紹介
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看護ノート

  • H.みぃちゃん (膀胱結石の摘出手術)

     以前、他院で膀胱結石摘出手術をしてもらったことのある仔が、年末に食欲、元気がなくなり、他院で診察・レントゲン検査を受け、膀胱内に大量の結石があると診断されました。お正月の間内服薬を服用しながら様子を見られ、年明け早々、紹介で遠方より来院されました。
     血液検査とレントゲン検査で状態を確認し、結石摘出手術を行いました。膀胱にぎっしり結石が詰まり、尿道にも結石があり尿道狭窄も併発しており、膀胱と尿道を切開して結石を取り除きました。
     翌日から自分で排尿できるようになり、徐々に食欲元気も回復し、退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!

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  • O.りゅうちゃん (誤食による肝臓内異物摘出)

     元気・食欲がないと診察にこられました。2週間ほど前にごみ袋をあさった形跡があり、そのごみの中に手芸用の針金も入れていたのでそれを誤食したのかもしれないとのことだったので、CT検査を行いました。
     検査の結果、針金が胃を貫通し、肝臓右葉内側に刺さっていることが分かりました。開腹手術で摘出することができ、元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!


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  • S.サラちゃん (乳腺腫瘍切除手術と副腎腫瘍「副腎皮質腺癌」の摘出手術)

     乳頭が腫れているため診察に来られました。乳頭の腫れと共に付近の乳腺が硬くなっていたので細胞診をした結果、化膿性炎症を伴う乳腺腫瘍が疑われ、切除手術をすることになりました。ところが、手術前検査でCT検査したところ、手術予定の乳腺以外に、右副腎に腫瘤があることが確認されました。
     副腎腫瘍は、将来的な血管浸潤や転移の恐れもあるため、まず乳腺腫瘍の摘出を行い、抜糸後に右副腎摘出手術を行うこととなりました。
     腫瘍化した右副腎は、大きな動脈が流入するだけでなく、体内で一番太い静脈と癒着しており、難易度の高い手術でしたが無事手術を終え、入院治療後元気に退院されました。摘出した組織は副腎皮質腺癌でした。
    良かったね♥ おめでとう!


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  • O.チャコちゃん (鼠径ヘルニア内で嵌頓)

     元々、心臓で定期的に通院されていたチャコちゃんですが、元気がないと来院されました。エコーでお腹の状態を確認したところ、左鼠径ヘルニアに小腸が入り込み、戻せない状態(嵌頓)になっており、緊急手術を行うことになりました。入り込んだ小腸は既に壊死しており、壊死した部分を切除し吻合する手術を行いました。
     15歳と高齢で持病もありましたが、大きな手術後も入院治療を頑張り、元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!


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  • M.モカちゃん (尿路閉塞・巨大結腸症)

     膀胱炎で尿が出にくく、便秘と食欲不振の症状もあり他院で治療をされていましたが改善しないため当院に来られました。
     尿検査と血液検査、レントゲン撮影とエコーで腹部の状態を確認した結果、尿路閉塞と巨大結腸症のため尿と便が出にくくなっていることが分かりました。
     入院治療をし、徐々に尿と便がでるようになり、元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!



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