和歌山動物医療センター

和歌山県岩出市の和歌山動物医療センターでは犬、猫、小動物の予防接種、去勢手術を行っています。

 

病院紹介
HOME >  病院紹介  > 動物看護師ノート

看護ノート

  • N.スピカちゃん (脾臓摘出手術)

     かかりつけの病院で心臓が悪いと診断され、内服を処方されていましたが、セカンドオピニオンで当院に相談に来られました。
     レントゲンとエコーで心臓の状態を調べている過程で、脾臓に腫瘤が見つかりました。貧血もあり、腫瘍が原因の可能性も考えられました。
     今後の治療方針を飼い主様と話し合い、脾臓摘出の手術を行うことになりました。まずは輸血で貧血を治療し、脾臓摘出手術を行いました。
     入院中は注射・点滴治療を頑張り、緩めだった便もよくなり無事退院されました。
     摘出した脾臓を検査に出した結果、リンパ腫だったことが判明しました。現在は内服で治療を続けられています。
    良かったね♥ おめでとう!

    ハーモニックスカルペルについてはこちらをご覧ください。
    超音波凝固切開装置についてはこちらをご覧ください。
    輸血についてはこちらをご覧ください。

    詳しくはこちら

  • K.若葉ちゃん (大腸腺癌の切除手術)

     一年ほど前から嘔吐がひどくなってきたので他院に通院されていましたが改善がみられず、当院に来られました。「食欲もなくなり水もあまり飲まず、食べてもほとんど吐いてしまい酷く痩せてきました」とのことでした。
     エコー検査でできものが腸に見られたため、後日CTで詳しく検査することになりました。
     CT検査で小腸から大腸に至る部分(回盲部)が肥厚・閉塞していることが分かり、同部位の切除・吻合手術を行いました。診断は大腸癌でした。
     術後、徐々に食欲も出て、退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!


    *CTについてはこちらをご覧ください。

    詳しくはこちら

  • N.てんちゃん (鼓室胞骨切術で鼻咽頭ポリープ摘出)

     数カ月前に飼い始めた時から、鼻づまりで呼吸音がおかしく、耳を気にして掻き、声がこもっているうえ、水を飲むとむせ、食後はえずくため、セカンドオピニオンとして当院に来院されました。
     左耳道がポリープで閉塞しており外耳炎を起こしていました。レントゲン画像では左鼓室胞と後鼻腔に異常がみられ、鼻咽頭ポリープが疑われました。
     後日CTで詳しく状態を確認し、左外耳と咽頭のポリープ除去手術と腹側鼓室胞骨切術による中耳内ポリープの除去を行いました。
     術後入院治療も頑張り、症状の改善もみられ、元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!


    *CTについてはこちらをご覧ください。

    詳しくはこちら

  • T.アッシュちゃん (甲状腺癌切除手術)

     のどにしこりがあることに気づき、かかりつけの病院に行かれ癌と診断されたアッシュちゃん、手術をうけられましたが、開けてみると血管が腫瘍に巻き付いていて摘出できないということで、そのまま閉じて帰ってこられたそうです。翌日に当院で見てもらえないかと遠方より診察に来られました。
     CT検査にて腫瘍周辺組織(大血管、気管、食道など)との位置関係、転移の有無を把握した上、右甲状腺の摘出手術を行いました。腫瘍の上を静脈が張り付き巻き付いている難しい状態でしたが無事摘出することが出来ました。
     入院治療も頑張り、元気に退院されました。
    良かったね♥ おめでとう!


    *CTについてはこちらをご覧ください。

    詳しくはこちら

  • M.ちびたんちゃん (不慮の事故)

     外猫として餌をあげていた子猫がしばらく来ないと思っていたら、顔に大けがを負ってきたと連れてこられました。
     レントゲン撮影してみると頬骨が骨折しており、頭蓋部に大きな裂傷を負っており、頭蓋骨が露出していて、左目もつぶれている状態でした。
     入院し外傷性ショックの対応、傷の消毒、点眼治療、体力の回復をはかりつつ、口腔内および頬を貫通している脱臼した臼歯と頬骨の一部を摘出整復し修復手術を終えました。
     日に日に顔の形もよくなってきて、元気に退院されました。
     退院後も内服と消毒を続けて下さり、通院して経過を診せてもらっています。
    良かったね♥ おめでとう!

    詳しくはこちら