以前、呼吸がフウフウとしんどそうだと診察に来られた際にレントゲン検査をし、短頭種気道症候群と
判明したため呼吸が楽になるよう軟口蓋の切除手術をお勧めしていました。しばらく様子を見られていましたが、症状が重くなっているようだと相談があり、軟口蓋切除と鼻孔拡大手術を行いました。
入院治療を終え、元気に退院されました。現在、呼吸はとても調子がいいとのことです。
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頻尿と血尿で近所の病院に通院し、膀胱炎の治療をされていましたが改善せず、レントゲン検査をうけられたところ膀胱に1つ結石がみつかり食事療法をされていました。しかし、しばらくして急に大声で鳴き痛がったので、別の病院に行かれました。そちらで再度レントゲン検査をし、今度は結石が4つ見つかりました。手術で取り除くよう、当院を紹介されお越しになりました。
レントゲン画像では1cm大の結石が二つ確認され、手術の前にCTで詳しく確認し膀胱より結石を摘出しました。
術後、元気に動き回り、徐々に尿の状態もよくなったため退院されました。
退院1カ月後の診察時には調子が良いとのことで、院内の尿検査でも尿に異常は見られませんでした。
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かかりつけの病院で心臓が悪いと診断され、内服を処方されていましたが、セカンドオピニオンで当院に相談に来られました。
レントゲンとエコーで心臓の状態を調べている過程で、脾臓に腫瘤が見つかりました。貧血もあり、腫瘍が原因の可能性も考えられました。
今後の治療方針を飼い主様と話し合い、脾臓摘出の手術を行うことになりました。まずは輸血で貧血を治療し、脾臓摘出手術を行いました。
入院中は注射・点滴治療を頑張り、緩めだった便もよくなり無事退院されました。
摘出した脾臓を検査に出した結果、リンパ腫だったことが判明しました。現在は内服で治療を続けられています。
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一年ほど前から嘔吐がひどくなってきたので他院に通院されていましたが改善がみられず、当院に来られました。「食欲もなくなり水もあまり飲まず、食べてもほとんど吐いてしまい酷く痩せてきました」とのことでした。
エコー検査でできものが腸に見られたため、後日CTで詳しく検査することになりました。
CT検査で小腸から大腸に至る部分(回盲部)が肥厚・閉塞していることが分かり、同部位の切除・吻合手術を行いました。診断は大腸癌でした。
術後、徐々に食欲も出て、退院されました。
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数カ月前に飼い始めた時から、鼻づまりで呼吸音がおかしく、耳を気にして掻き、声がこもっているうえ、水を飲むとむせ、食後はえずくため、セカンドオピニオンとして当院に来院されました。
左耳道がポリープで閉塞しており外耳炎を起こしていました。レントゲン画像では左鼓室胞と後鼻腔に異常がみられ、鼻咽頭ポリープが疑われました。
後日CTで詳しく状態を確認し、左外耳と咽頭のポリープ除去手術と腹側鼓室胞骨切術による中耳内ポリープの除去を行いました。
術後入院治療も頑張り、症状の改善もみられ、元気に退院されました。
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