歩くとき右後肢の膝をまげずに歩くとの事で来院されました。レントゲンを撮ってみると両側が膝蓋骨内方脱臼をしていて、特に右側が外れて元に戻らない状態でした。まずは右足の膝蓋骨内方脱臼整復手術、退院後様子をみてもらい、少し間をあけて左膝蓋骨脱臼の整復手術を行いました。
現在は通常通り歩くことができるようになりました。
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去勢手術の術前検査で、片側陰睾であることが分かりました。陰睾は普通、鼠径部の皮下にとどまっていることが多いですが、お腹の中に留まっている場合はエコーで確認できることもあります。samちゃんの場合、エコーでは腹腔内の潜在精巣の位置が分かりませんでした。後日CT検査で腹腔内の潜在精巣の位置が確認できたので、小切開での摘出を実施しました。
翌日、元気に退院されました。
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以前よりお腹がキュルキュル鳴り、食欲にムラがあり吐く頻度も多くなってきたとのことで通院されていました。胃腸炎の治療では改善しなかった場合、短頭種気道症候群の可能性もあるので画像検査をおすすめしたこところ、飼い主様は検査を希望されました。
検査で短頭種気道症候群と分かり、軟口蓋切除と鼻孔拡張の手術を受けられました。
入院治療を終えて元気に退院され、術後は吐く回数が劇的に改善され、いびきもかかなくなったそうです。
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もともと他の病院で、会陰ヘルニアの治療をうけておられたそうですが、次第に排便ができなくなり、お尻がパンパンにはれてきたと来院されました。検査をした結果、膀胱、結腸、前立腺嚢胞がヘルニア内に飛び出していました。ヘルニア内容物に圧迫され、全然尿も出ない状態で、腎不全にもなっていたので入院となりました。
去勢手術後、ヘルニアの手術に入りましたが、広範囲のヘルニアのため、開腹して前立腺・膀胱・結腸を還納しようと試みました。しかし、複数の肥大した前立腺嚢胞が癒着し還納を妨げていたので、臓器を還納するため前立腺嚢胞も切除しました。前立腺・膀胱・結腸をお腹の中に還納できたので、膀胱・結腸・前立腺の固定手術を行ってからヘルニア整復手術を終えました。
後は徐々に排便・排尿も出来るようになり、他の子と比べると入院が伸びましたが元気に退院されました。
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他院の紹介で、机の上においていた竹串が付いたままの焼き鳥を丸呑みしてしまったようでと来院されました。
レントゲン検査では竹串が確認できませんでしたが、CT検査では胃内に竹串が見つかりました。内視鏡で無事に取り除くことがで、元気に退院されました。
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